逃れの町
- 1月26日
- 説教者:大友英樹牧師
- 聖書箇所:ヨシュア20:1-9
ヨシュアに率いられたイスラエルの民は、部族ごとに嗣業の地、相続地を得ることになります。それはその地方を支配したというよりも、移り住んでいったということです。イスラエルの民は12部族でありましたので、12の地域に移り住んでいきました。聖書ではこの12部族というのがキーワードの一つであります。創世記12章でアブラハムが神さまから選ばれるところから12部族がはじまります。 続きを読む
基本的に直近1か月分の礼拝説教が掲載されています。
ヨシュアに率いられたイスラエルの民は、部族ごとに嗣業の地、相続地を得ることになります。それはその地方を支配したというよりも、移り住んでいったということです。イスラエルの民は12部族でありましたので、12の地域に移り住んでいきました。聖書ではこの12部族というのがキーワードの一つであります。創世記12章でアブラハムが神さまから選ばれるところから12部族がはじまります。 続きを読む
出エジプトしたイスラエルの民は、40年の荒野の旅をしなければなりませんでした。その原因は約束の地、カナンの地に送られた12人の偵察隊の報告からはじまりました。民数記13~14章になります。その12人の偵察隊はイスラエルの12部族から1名ずつでありました。ヨシュアはエフライム族から選ばれ、カレブはユダ族から選ばれていました。
カンナの地は乳と蜜の流れる地で、二人がかりで一房のぶどうの実がなっている枝を持ち帰り、ざくろやいちじくもある豊かな実りがありました。しかし乳と蜜の流れる地ではありますが、これから入っていくカナンの地の入口ともいえるヘブロンという町にはアナク人が住んでいる、巨人が住んでいる。強い勇士がいる。そうした報告にイスラエルの民は意気阻喪して、泣き崩れ、不満をもち、エジプトに帰ろうとまで言い出します。 続きを読む
モーセに率いられて出エジプトしたイスラエルの民は、約束の地、カナンの地に入ることを目指して40年の荒野の旅を歩んできました。
ヨルダン川の東岸に着き、川を渡ってカナンの地に入る前に、モーセが今一度、神さまの教え、律法を語り聞かせます。40年の荒野の旅で世代が交換していましたので、それは重要な語り聞かせになりました。それが申命記として聖書にあるわけです。 続きを読む
今年の教会聖句は4節の《私たちの繁栄を再びもたらしてください》であります。すでに元旦礼拝で取り上げたことですが、新年礼拝でも今一度、この御言葉に心をとめたいと思います。この詩編は、私たちはかつて繁栄を回復したことがあったと歌いはじめます。
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2024年の教会聖句であるイザヤ51:11《主に贖い出された者たちが帰って来る》を礼拝のたびごとに唱和してきました。今年の新年礼拝でこの御言葉を取り上げて、霊的な意味で、バビロンに捕囚となっている兄弟姉妹たち、イエスさまの十字架によって贖い出された兄弟姉妹たちが帰って来る。この年、この御言葉を握りながら、リバイバルの年となるように祈っていきたいと1年を歩み始めたことであります。もちろん、このような祈りは1年だけのものではありませんので、これからも祈り求めていくものであります。《主に贖い出された者たちが帰って来る》。この御言葉が実現していくことを祈り続けていきたいと思います。その意味で、年末感謝礼拝におきまして、今一度、この御言葉に心を寄せたいと思うのです。
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ローマ皇帝アウグストゥスの勅令による住民登録のために、ヨセフとマリアもベツレヘムに行きましたが、そこで月が満ちて、イエスと名付けることになっていた初めての男の子を産みました。
エルサレムに近いとはいえ、ベツレヘムは小さな町にすぎません。住民登録のために人々が押し寄せて、泊まる宿屋もないほどになっています。住民登録のために普段とはちがうにぎやかな人々の声が、あちこちから聞こえていたことでありましょう。
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日本では5年ごとに、国勢調査が行われています。
日本に住む人が何人なのか。年齢の分布はどうなっているのか。どんな仕事についているのというように、今の日本の国の姿を調べています。イエスさまがお生まれになったとき、今から2000年ぐらい前になりますが、当時はローマ帝国という大きな国が地中海の周りを囲むようにして支配していました。
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アイの町を占領するとき、アカンが滅ぼし尽くすべきもののことで罪を犯してしまいました。アイの町は神さまにささげるべきものとして滅ぼし尽くすこと、それが求められていました。しかしアカンは欲がはらんで、金の延べ棒などを戦利品として自分のものとしてしまう罪を犯してしまいます。その結果、自分自身がその罪を負うことになります。アコルの谷で打たれてしまいました。その後、アイの町に勝利したのち、ヨシュアに率いられたイスラエルの民が次に向かったのは、そこから北に35キロほど離れたところにある山でありました。それがゲルジム山とエバル山になります。
ゲルジム山とエバル山はシェケムという町の南北にある山です。聖書地図3にはシェケムの町が地図の真ん中のあたりにあるのがわかります。その南北にゲルジム山とエバル山があります。聖書地図9にはゲルジム山とエバル山のしるしがあって、その近くにシカルという町があります。 続きを読む
19節《ヨシュアがアカンに「わが子よ。さあ、イスラエルの神、主に栄光を帰し、主に告白せよ。そして、あなたが何をしたのか私に告げなさい。私に隠してはならない」》。ヨシュアがアカンに問うています。「あなたは何をしたのか」。
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ヨルダン川を渡ったイスラエルの民は、ギルガルという町に宿営しました。4章19節に《第一の月の十日に、民はヨルダン川から上がり、エリコの東の境にあるギルガルに宿営した》とあります。聖書地図3を見ると、ギルガルとエリコの位置関係がわかります。ギルガルはエリコまで2~3㎞のところにあります。ヨルダン川の東側からエリコを眺めていた時には、少し離れたところにある感じがしたでしょうが、さすがにギルガルまで来ますと、すぐ目の前という感じであったかと思います。城壁に囲まれているエリコの町があります。
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